テックビューロが暗号資産の交換業を廃業
暗号資産交換サイト「Zaif(ザイフ)」を運営していたテックビューロが、暗号資産の交換業の廃業を決めたと発表し、11月末まで返金請求を受け付け、残務処理を終えた後で交換業を廃止するのだそうです。
金融庁によれば、改正資金決済法に基づく交換業者の廃業は初めてとなるのだそうです。
2018年9月に約70億円相当の暗号資産が不正アクセスにより流出し、金融庁から繰り返し業務改善命令を受けており、2018年11月に交換事業を情報サービス会社フィスコ傘下企業に譲渡したのですが、譲渡完了後も一部のユーザーから同意を得られず、顧客資産が同社に残っており、こうしたユーザーには残金を日本円で返金する方針となっていて、返金手数料はテックビューロが負担するのだそうです。
この返金対応の受付期間は9月2日~11月30日までとなっており、返金完了後、資金決済法上の仮想通貨交換業の登録を返上し、廃業するようです。